2015  2014 2013 
2013年12月30日(月)
今年最後の営業は滞りなく終了致しました。
今日は大掃除です。ダウンライトの天井部にあったクモの巣が気になっていたので、自宅から高圧洗浄機を持参。恐ろしい程の水圧で一瞬にクモの巣が吹っ飛んでいきました。しかし、気づいたら隣の家に大量の洗濯物が・・・・(濡れたかも?)
店もきれいになり、平成26年1月7日より心新たにお客様をお迎えしたいと思います。今年一年間ご愛顧を頂きまして誠にありがとうございます。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2013年12月28日(土)
FJ20 軽量バルブリフター
FJ20バルブリフターの設計が終了しました。このバルブリフターは、使い込んだヘッドのリフター穴を特に加工することなく、ベストなクリアランスを再現できるボルトオンオーバーサイズリフターです。リフターのガタを最小限度に抑えてタペットノイズを減少させると共に、カムのプロフィールが正確にバルブに伝わる事で、従来の性能を充分に引き出すことができます。製品は、S20や2TGの強化リフター製作の実績を活かした軽量強化仕様です。安心してご利用頂けます。完成までに約3ヶ月を要しますので、しばらくお待ちください。

2013年11月24日(日
S30 スーパーシングルクラッチ交換
日頃仕事でS30を使い、都内の渋滞も日常茶飯事のL3リットル仕様です。半クラッチを頻繁に使うためクラッチの痛みも早いようです。ディスクの当たり面は、焼けたように変色してキズが入っていました。フライホイールやプレッシャープレート側にも摩耗が進行しているので、今回は全て新しくします。
2013年11月23日(土)
2014 KAMEARI カレンダー
12月より2014年亀有カレンダーを無料でお配りします。店頭にご来店のお客様は自由にお持ち帰り頂けます。また、通信販売の発送荷物に金額に関わらずカレンダーを入れさせて頂きます。限定500枚限りでございますので予めご了承ください

2013年11月22日(金)
S20 ヘッド組立
お客様のご依頼によりS20シリンダーヘッドのフルオーバーホールを行っています。ロングリフター、強化バルブ、バルブガイド交換、最少量シートカット、水穴修正などを施し、最後のバルブクリアランス調整です。さすがに24本あると相当時間がかかりますが、売るほどバルブキャップをもってるのが強みですね。
2013年10月23日(水)
U20 新規タペットカバーパッキン製作
型の痛みから、製造がストップしていたU20タペットカバーパッキンですが、この度、新たに金型を作り直しました。日産純正品が製造廃止になってしまった以上、これが無いとエンジンオーバーホールもできません。金型製造開始から3ヶ月が経過し、ようやく完成した製品は、もはや純正のグレードを越えました。U20のお客様には、これでご安心いただけると思います。
2013年10月20日(日)
2TG/18RG 強化ヘッドボルトセット
2TG/18RGに今まで無かった強化ヘッドボルトが完成しました。充分な引っ張り強度を持つクロムモリブデン強化ヘッドボルトは、安定したテンションを常に保持しながらヘッドガスケットを守ってくれます。
2013年9月30日(月)
トヨタ 4Kオーバーホールキット 完成
昔は日産A型エンジンの対抗馬として一世風靡した4Kエンジン。A12ほどの高回転エンジンではないが、73mmストロークを活かしたトルクで、コーナーの立ち上がりスピードに定評があった。そんな時代を知る根強い4Kファンのために、この度オーバーホールキットを立ち上げました。パッキンは400度の連続使用に対応し、耐熱耐油に優れたセラミック繊維素材を採用。過酷なレースに耐えるために開発した強化オーバーホールキットです。

計画から1年

2013年9月20日(金)
L型 50%増量オイルポンプ
全長80cmもあるビックサイズ設計のL型エンジンに対し、あまりにも容量の少ないオイルポンプに泣かされているユーザーは少なくありません。特に油温が限界まで上昇するサーキット走行では、温度の上昇に伴い油圧が低下します。それにより、遠い場所への油量低下が発生し、メタルやカム山にダメージを与えてしまいます。そんな、走り屋ユーザーのエンジンを守るべく、現状の1.5倍増量オイルポンプの開発を開始しました。状況は都度報告していきます。
2013年9月19日(木)
中学生職場体験チャレンジ
今年も地元中学校の2人の生徒が、3日間の職場体験にやってきました。午前中は店内の品出し作業を行い、午後は商品発送の梱包作業を行いました。
間違えの無いように、付きっきりで手取り足取り教えていきます。初めての職場体験で緊張気味だった生徒達も徐々に仕事に慣れてきた感じで、時折笑顔が見れるようになりました。
「初心忘るべからず 」子供達が職場体験で感じた気持ちこそ、誰しもが忘れてならない大切なものかも知れませんね。
2013年9月13日(金)
2TG 2000cc 200馬力仕様

2TGのエンジンチューンを始めて30年。ポート研磨やコンロッド軽量など、自分の技術に頼ってチューンナップを進めてきました。バルブスプリングに敷くワッシャー1枚でも隣の車に1台分勝てる。そんな積み重ねてきたノウハウを全てパーツにフィードバックし、失敗しない、壊れない車造りを、お手伝いしたいと心から思っています。

2013年9月6日(金)
FJ20 チェーンテンショナー製造廃止
FJ20のヘッド側のチェーンテンショナーが製造廃止になっているのは、FJ20ファンの方なら知っていると思います。今日、日産部品にブロック側のチェーンテンショナーを確認したら在庫2個をもって製造廃止なる事実を知りました。さすがに両方無いのは、まずいです。テンショナーはチェーンのタワミを抑えバルブタイミングを安定させる大切なパーツです。早急に何か対策を考えなければ!
2013年9月2日(月)
赤外線フルトラディスビィ
本日L型2台、トヨタ2000GT 1台のフルトラディスビィ製作の依頼を受けました。ピックアップセンサーには、一般的なマグネットセンサーより数段ハイスピードピックアップが可能な赤外線センサーを使用しています。センサー検知から点火に至るタイムラグが無く、高回転時の遅角を抑え、全域で安定した火花を発生してくれます。旧車の強い味方ですね。
2013年8月29日(木)
フェアレディーSR311
フェアレディーSR311 U20の点検修理が入りました。
レストア済みのピカピカの車両ですが、エンジンからオイル漏れが発生しています。タペットカバーとヘッドフロントカバーパッキンを新しくして、シール剤を塗り組み付け完了。
一晩おいて、明日エンジンを掛けながらオイル漏れをチェックします。
2013年8月27日(火)
LED照明設置完了
ショールーム及び事務所、作業場、倉庫に至るすべての場所を、LED照明に変更しました。
「明るい、見やすい、目が疲れない、省エネ」いや~LEDは素晴らしいです。最高の環境で最高の仕事をする事を、常に目指しています。
2013年8月6日(火)
L型進角ディスビィー
お客様のご依頼により、L型進角ディスビィー流用加工を行いました。ご依頼から1月半、各部の寸法測定から始まり、加工図面の作成、機械加工、組み立て、エンジンに仮組等の工程を経てやっと完成。大変お待たせしました。
2013年8月3日(土)
FJ20 ウォーターポンプ完成
FJ20のウォーターポンプ製作の企画開始から1ヶ月半がたち、ようやく製品が完成しました。製品はコストを抑えてお客様の負担を減らすために、FJ20に類似した製品から、フランジや穴加工によって仕上げたものです。ベースは日本を代表する大手専門メーカーによる品です。安心してお使い頂けます。※取り付け面外周に、ノックピンを入れられる不要な出っ張りが2ヶ所ありますが、使用上問題ありませんのでご了承ください
2013年7月23日(火)
TOYOTA 2000GT エンジンパーツ
TOYOTA2000GT鍛造軽量ピストンに次いで、メタルヘッドガスケットとベアリングの準備が整いました。幻の名車を復活させたい方のお役に立てれば幸いです。
2013年7月19日(金
TOYOTA 2000GT 76φ鍛造軽量ピストン完成
  
遂に幻の名車、TOYOTA 2000GT用の鍛造軽量ピストンが完成致しました。
耐久性で定評のある鍛造素材をベースに、100%の完全削り出し加工を施し、無駄なく理想形状を追求しました。それによりピストンに求められる、強度、軽量、高性能を全て兼ね備え、3Mエンジン本来の性能を余すことなく引き出すことができます。
2013年7月5日(金)
S30 大容量アルミオイルパン
鋳造型から製品化する亀有商品には、レース用ディスビィやDATSUN2400タペットカバー、オイルフィラーキャップ、大容量フューエルレギュレーターなどがあります。このS30大容量オイルパンも亀有鋳造商品の一つです。入り組んだ型の継ぎ目にできる有害バリなをリューターで削りとり、製品一つ一つ手間を掛けて仕上げていきます。
オイルを常に中央に集める4方向バッフルブレートが、オイルの片寄れによる油圧低下を防ぎ、大切なエンジンをメタルトラブルから守ってくれます。
2013年6月23日(日)
FJ20 89.5φ鍛造ピストン
現行の91φサイズに加え、89.5φサイズを追加することが決定しました。ベースエンジンも希少になってきた為に、いきなり91φでボーリングするのはもったいないとの声や、普通にオーバーホールしたかったけど、純正ピストンが製造廃止で手に入らないなどの声が寄せられています。8月頃には完成しますのでお楽しみに!
2013年6月17日(月)
FJ20 ウォーターポンプ
FJ20のウォーターポンプの製造廃止により、お客様からの新規製作のご要望が殺到しています。なんとか、そのご希望を叶えるべく、開発部が動き出しました。
状況に進展がありましたらご報告します。
2013年6月5日(水)
TOYOTA 2000GT ピストン設計開始
取引先の業者様よりご協力を頂き、TOYOTA2000GT純正ピストンをお借りしました。(画像左)ピストン頭部の形状や容積確認及びリセス位置など、必要な基本情報を読み取り設計変更していきます。軽くて丈夫で、高性能なピストンへとモデリングを進めています。(モデリング画像右)
2013年5月30日(木)
2TGオルタ調整ステー
2TGブラックオルタネーターの付属品として作り上げた調整ステーです。図面からレーザーカットで切り出し、メッキを施しました。汎用性を持たせた設計なので、純正オルタネーターでも使用できます。単品販売は¥1,995です。錆びてしまったステーをきれいにしたい方は、ご利用ください。
2013年5月23日(木)
SR311 大径クラッチキット完成
U20標準サイズの200mmクラッチを、225mmのビックサイズにすることで、ディスクの接触面積を増やし、伝達能力を向上させました。クラッチカバーは、軽いペダルタッチで快適に街乗りが可能な圧着力550kを採用し、操作性も抜群です。
2013年5月21日(火)
2TG バルブクリアランス調整
一言でバルブクリアランス調整といっても、奥が深いものです。ヘッド単体でのバルブクリアランス調整の場合は、0.02mm狙いの値より広く調整します。ヘッドボルトの締めつけによるヘッドの圧縮量が0.02mmあるためです。何より岡野工場長の型にはまった作業手順による、測定値の正確性が最終的にヘッドの完成度を高めます。
2013年5月19日(日)
SR311 ストリートショックアブソーバー
お客様のご要望により、フェアレディーSR311(SP311)用のストリートショックアブソーバーが完成しました。乗り心地を損ねることなく、快適に街乗りするために設計されたストリートタイプです。311フェアレディーをこよなく愛するユーザーに、少しでもお役に立てれば幸いです。
2013年5月17日(金)
2TG オルタネーターピロテンションロッド
2TGブラックオルタネーター用ピロテンションロッドです。レーザーカットで切り出したオフセットプレートでボルト位置を純正に戻し、ピロテンションを取り付けします。これで高回転の振動でもベルトが緩むことがなく安心です。
2013年5月16日(木
L型レース用ディスビィ オーバーホール
L型レース用ディスビィーのオーバーホールです。ロールスロイスに純正採用されている赤外線センサーを使用し、安定した火花供給を行うレース用ディスビィーは亀有パーツの代表作品です。今回はベアリングやセンサー、ディスキャップなどを新しくしました。
2013年5月4日(日)
S30クーラー取り付け
旧車だって快適に走れるんだー。
電動パワステやクーラーを装備するこのS30は、L28改3ℓの街乗り仕様です。仕事の都合で日中車を使われる事の多いオーナーの栗○さんは、パワーだけでなく快適に街を走行できる車に拘っています。問題の熱対策は、純正のカップリングファンに追加して外付けの電動ファン2個で熱対策を行います。それでも、厳しい時はタコ足に遮熱ラップやエアーダクトを追加する予定。一番の問題は地球温暖化かな
2013年5月2日(木)
100φ スミス10000rpmタコメーター

イギリスから本物のスミスタコメーターをテスト的に仕入れました。
プロフェッショナルクラシックタコメーターという名の旧車向けのレーシングタコメーターです。作動確認や取り付けデーターが揃いましたら大量仕入れを行います。
2013年4月25日(木)
目指せ完璧発送業務
午後4時までのご注文を、その日のうちに発送する。これが、スピード発送を売りにする当社の鉄の決まりです。スピードと正確性、更に欲しいものが何でも揃う豊富な在庫量、そんなお客様のご要望を満たすべくスタッフ一同頑張っています。
2013年4月22日(月)
2TGブラックオルタ用調整ステー
旧車に大変人気のあるブラックオルタネーターですが、2TG用に関してはオルタのケースが2TG専用品でないために、ステーの固定ボルト位置が純正品と違っていました。そのために、短めのファンベルトを使ったりステーを削ったりして取り付けしていました。それを解消するために2TGブラックオルタ専用ステーを設計してみました。図面が完成したので、あとは製品を待つだけです。
2013年4月14日(日)
トヨタ2000GTディスビィ完成
トヨタ2000GTディスビィに赤外線センサー組み込み作業終了しました。
狭いスペースに専用の取り付け金具もなく、赤外線センサーを正しい角度に取り付けするのは、至難の業。何かあっても代わりの品がないというのは、これ以上責任の重いものは無いですね。何度か取り付けを試し、角度の微調整をオクテンセレクタを進めて点火とディスキャップ電極位置を合わせます。お陰様で
上手くいきました。よかった~。これで明日お客様へご連絡できます。
2013年4月13日(土)
シャーシーダイナモ室塗装
エンジン出力が測定できるシャーシーダイナモ室を塗装しています。
パーツ開発に欠かせないシャーシダイナモは、今までにいくつものデーター取りに役立ててきました。とっても有りがたい測定器です。
2013年4月9日(火)
トヨタ2000GT ディスビィ改造
トヨタ2000GTディスビーがデーラーから送られてきました。仕事の依頼はポイントを取り外して赤外線フルトラにしたいとの事です。直列6気筒エンジンですがディスビィ内にはポイントが2個、軸のカム山は3山タイプでした。これに赤外線センサーと6枚チョッパーを組まなければいけません。設定のないものを頼まれると何故かワクワクしてきます。
ちょっと時間がかかりそうですが、なんとかやってみましょう。
2013年4月6日(土)
国内A級B級ライセンス更新
JAF埼玉支部から更新が終了し仮ライセンスが届きました。実は、亀有エンジンワークスは準加盟クラブの代表兼、事務局を兼ねています。この時期になるとJAFの登録やライセンスの更新作業に追われます。明日郵送で仮ライセンスを送りますので、もう少しお待ちください。
2013年4月2日(火)
カタログ発送開始
亀有最新カタログの発送は、ヤマト配送センターと亀有エンジンワークスとで、同時に行われています。それでも送り終わるのに一週間ぐらいかかりそうですね。今日は一日カタログの袋詰めと宛名張りをやりました。今回のカタログは来年からの消費税引き上げの関係で表示価格は全て本体価格(外税)になっています。別途消費税がかかりますので、宜しくお願いします。
2013年4月1日(月)
KAMEARI 最新カタログ入荷
皆様、大変長らくお待たせいたしました。KAMEARI 最新カタログがやっと完成しました。ここに置いてあるのは約3割ぐらいの量で、配送センターと印刷所に残りがあります。3割の量でも、リフトが占領されてしまう程の量です。これは大変だ! できるだけ早くお客様へお送りしますので、もう少しお待ちください。
2013年3月29日(金)
230ホイルシリンダーカップキット
とっくに製造廃止になった、230グロリア用ホイルシリンダーカップキットです。一人のお客様に頼まれて、やっと探し出しました。税別¥640の地味なパーツですが、これがないと困るお客様がいると思います。そんな人のために必死にパーツを探し求めるのが、亀有スタッフの責任感です。売上額よりもお客様に喜んでもらうことが第一です。
2013年3月26日(火
L28シリンダーボーリング準備
   
20年前にプライベートでL3.1リットルチューンを計画して、ブロックの砂おとしやキャップ磨きを進めていたシリンダーも、長い年月の計画中断の間に錆が進行していました。
シリンダーボーリングに出すためにARPメインスタッドボルトを装着するところですが、ネジ山の錆や汚れを取るために全ヶ所タップを通しています。せっかくのマニアブロックなので大事に使ってほしいですね。
2013年3月25日(月)
71Cクロスミッションギヤ入荷
一か月もの間、欠品していた71Cクロスミッションギヤが大量入荷しました。お客様には、長い間お待ちいただき本当に申し訳ございません。
途中までバラして準備していたミッション組み付けも、これでやっと作業ができます。
2013年3月23日(土
新製品 K2ブレーキパッド ライニング
TE27/TA22用リヤライニングと510/B310用のフロントパッドが、この度新たにラインナップに追加になりました。複雑な形状の板材はレーザーカットで製作して、レースで実績のあるノンアスZ材を接着しました。温度による影響が少なく安定した制動力を発揮します。
2013年3月22日(金)
20年越しL型エンジン製作
20年前にL型エンジン製作を自分の手で作り上げる計画した藤○さんのエンジンです。仕事や家庭の事情などで作業が中断し手を付けられずにいたようですが、最近やっと落ち着いてきて再びエンジン製作を再開、機械加工のため亀有に持ち込まれました。20年たっても変わらない情熱でエンジンと向き合う藤○さんを見て、自分もまた、お客様に負けない情熱で仕事を続けてこれて本当に良かったと感じました。
2013年3月19日(火)
CATALOGUE V3 配布間近
遂に110ページの原稿が終了しました。後は、多少のレイアウト修正を行い印刷所に送ります。A型,S20,U20,4K,4AG,18RGのエンジンパーツも追加になっていますので、是非ご覧になってください。過去5年以内にお買い上げ実績のあるお客様へは、自動的にお送りするようになっています。勿論無料です。初めての方は「カタログ希望」からお申し込みできます。
到着まで、もう少しお待ちくださいませ。
2013年3月17日(日)
2TGオルタネーター
2TGブラックオルタネーターにピロテンションを付ける依頼が来ました。
一見簡単そうですが、ピロテンションロッドの中央付近がボディーに接触するためにオルタネーターのネジ部の位置をステーを作って移動しないといけません。なるべく、自然な感じで完成させていですね。
2013年3月16日(土)
カタログ棚増設
今日もカタログ棚の増設作業を行っています。カタログとはいえ、かなりの重さを支えられないといけないので、頑丈なアングル材を柱に溶接し、コンパネを敷きます。
そこに高く積み上げれば、大量に置けるかな? それよりも、早くお配りすることが先決ですね。
2013年3月15日(金)
L型I断面コンロッド
L型用鍛造削り出しI断面コンロッドの準備を進めています。ハウジング内径をシリンダーゲージで検査し、合格品はショット加工の工程に送られます。最終的には重量バラツキを1グラム以内に揃えられ箱詰めされます。レース部品の品質管理は、最終的に作業者の責任感がものをいいます。
2013年3月14日(木)
商品在庫充実
3月末完成予定のカタログ2万部配布に伴い、商品在庫管理を行っています。
現在は過去最高の商品アイテム数と在庫数量となっています。カタログ配布後にせっかくご注文いただいて欠品中だったら、とっても失礼ですからね。棚の増設はこれからも続きます。商品在庫100%を目指して頑張りますのでご安心ください。
2013年3月12日(火)
SR311 ショックアブソーバー製作
お客様のご要望で、フェアレディーSR311用のショックアブソーバーの製作が決定しました。U20のエンジンパーツのラインナップを増やした関係でエンジンが復活し、今度は足回りパーツが必要になったと言う事でしょう。ストリート用の設計で製作期間は2か月です。少しでもお客様に喜んでいただければ幸いです。
2013年3月9日(土)
KPGC110アルミラジエター
当社にラインナップの無いケンメリGT-Rラジエター製作を行いました。
過去に何度か特注でオーダーを受けたデーターに基づき製作した、上下タンク方式の純正ボルトオンタイプです。ファンシュラウドも付けられて水温センサー取り出しもタンクに予め設けてあります。非常に高級感があっていい感じです。
2013年3月8日(金)
ベアリング工場見学
日本の三大ベアリングメーカーに行ってきました。工場だけで200人が常時勤務する巨大な工場は、材料から製品の箱づめまで、一貫した生産システムで管理されています。次々に流れていく生産ラインのベアリングは、信じられない速さで製品化され、要所々々に厚みの検査システムが設置されていて品質管理は万全。エンジンを守るベアリングだからこそ、これ程の管理体制が必要なんでしょう。エンジンベアリングの奥の深さと、精密機械を操る人たちの物づくりに対する責任感、学ぶものは大きいですね。
2013年3月7日(木)
S31 納車
ピボットを強化品に交換終了しました。当然ですが完全に元に戻りました。これで、一安心ですね。急にやってくるトラブルは本当に怖いです。安心安全なパーツを使うように心がけたいものです。ついでのご依頼でマフラーにインナーサイレンサー装着。市街地走行には非常に便利で、音が40%ぐらい小さくできます。
2013年3月5日(火)
L型ミッション ピボット折れ修理
クラッチ調整で入庫したS31ですが、ミッションのクラッチフォークの支点にあたるピポッドが折れていました。これが折れると著しくクラッチの切れが悪くなり、しまいに走行不可になります。予定変更でミッションを降ろし強化ピボッドに付け替えました。転ばぬ先の杖強化パーツは予め取り付けておくべきでしたね。
2013年3月4日(月)
R200 強化コンパニオンフランジ
大量にご注文を頂いているR200コンパニオンフランジですが、着々と完成に向かっております。この絶妙な形状をご覧ください。いままで、デフの脱着で邪魔になっていた丸型フランジを、角型に設計変更することで抜群の整備性が実現しました。更に、強度に優れた肉厚タイプで耐久性もアップしています。あと3日で完成です。
2013年3月3日(日)
U20 225φ大径クラッチキット製作中
ここ最近、U20パーツの製作を始めた関係で、U20ユーザーが急増しています。
この大径クラッチも、お客様のご要望により製作が決定しました。純正の200φに比べ直径が25mm大きく、接地面積を稼ぐ事ができ圧着力を上げなくても伝達能力を向上できます。
クラッチカバーは純正の圧着力650Kに比べ550Kと控えめの設計で、純正以上の操作性を味わえます。更にディスクはエンジン出力や使用目的に応じて、STDノンアス,強化ノンアス、スーパーディスクの3種類を用意してあります。近々販売予定です。お楽しみに!
2013年3月2日(土)
S20 シリンダーボーリング
S20シリンダーが北海道から送られてきました。亀有鍛造ピストンでボーリングです。亀有ピストンはグレードを上げる僅かな余地があれば、些細なことでも進化させる努力を惜しみません。このお客様にも亀有ピストンの性能が100%活かせるように、ピストンクリアランスや真円度円筒度に注意を払い進めていきます。
2013年3月1日(金)
GT-R S20 日産純正レースオプション オイルクーラーホース
お客様より依頼のあった、オイルクーラーホースの特注品が完成しました。
送られてきた見本を見たときは、口金やカシメなど独特な品だってので正直同じものを作るのは無理なのでは、と思いました。下請けのホース専門業者に依頼して作れるところを探してもらいました。餅は餅屋ですね。そのまんま、同じものが完成しました。お客様にお渡しするのが楽しみです。
2013年2月28日(木)
U20 シリンダーブロック
約2か月掛けてU20シリンダーのフル加工が終了しました。
4/100程広がっていたクランクラインは、キャップを0.2mm研摩してから標準サイズでラインボーリングを行い修正に成功。下面研摩は5番キャップを別に加工して2工程仕上げ、上面はブロックナンバーを消さないように逃がし面研しました。いろいろ神経を使いますが、亀有90φ鍛造ピストン仕様で高性能が期待できます。
2013年2月26日(火)
TE27 2TGバルブタイミング
バルブクリアランス調整が終了し、後はバルブタイミング調整で全ての作業が終了します。
エンジンが車載状態でのバルブタイミングは非常にやりづらいが、ダイヤルゲージを2個使用し、ピストンの動きとバルブリフトを同時に読み取る亀有方式で対応。2TGはバルブどうしが接近しているので、細心の注意を払って行います。明日は、いよいよエンジン始動です。
2013年2月25日(月)
完成 U20クランクシャフト フル加工
純正新品を遥かに超える、高精度仕上げクランク加工が終了しました。
ピンやジャーナルはアンダーサイズ研磨後に鏡面ラッピング仕上げを施し、狙いを付けたオイルクリアランスにジャストフィットさせました。今時のエンジンと異なりメタルにグレードで種類がないので、ラインボーリングやクランク研摩寸法を細かく指示を与えて、ベストクリアランスに入れていきます。これが至難の業です。苦労の甲斐あって完成品は美しい。
2013年2月24日(日)
2TG KAMEARI 加工カム入荷
加工に出していたカムシャフトがやっと完成しました。
いよいよ組み付けです。バルブクリアランスをIN.EXそれぞれ0.30を狙いシムを微調整していきます。シムは売るほど在庫が有るとはいえ、これが、なかなか根気のいる作業なのです。妥協を知らない瀬下メカにピッタリの仕事ですね。
2013年2月23日(土)
U20クランクラッピング
U20クランクのアンダーサイズ研摩とタフトライド熱処理が終了し、最終的なラッピング仕上げを行っているところです。僅か5ミクロンの磨き量で、真円や円筒を狂わせることなく鏡面仕上げする亀有の芸術技です。フリクションロスを減らしメタルの攻撃性を軽減でき、エンジンの耐久性をあげることができます。地味な作業ですがエンジンにとって大切な加工の一つです。
2013年2月22日(金)
4Kレース用カム加工
A型サニーの対抗馬4Kスターレットが人気上昇中です。
これはサーキットを本気で走りたいユーザーのために加工した、78度7.7mmリフトカムシャフトです。コーナーの立ち上がりから8000回転までの到達スピードに優れています。必ずKAMEARIバルブスプリングと組み合わせてご使用くださいね。動弁系はなにしろマッチングが重要ですから。オーバーホールキットも準備中です。
2013年2月21日(木
WEBER 45φ
北海道からWEBER 45φの注文がきました。これは発送前点検を行っているところです。バタフライの密閉状況やサイドレバーの動き具合など、社内で決められた点検メニューを一通り行ってから梱包します。調子の良し悪しに影響するので慎重に行っています。
2013年2月19日(火)
LD28鍛造素材未加工品
LD28クランクシャフトの製造廃止から半年が過ぎました。これは、新たにLD28ハイスペッククランクシャフトを製作するために入荷した鍛造素材です。優れたハイバランス率と耐振動性やオイルギャラリーの変更など、大幅な性能向上と耐久性を発揮します。どうぞ、お楽しみに。
2013年2月18日(月)
2TGカム交換
ビックバルブが組まれているヘッドにハイカムを組むのは、とても神経を使います。
ひとつ間違えばバルブどうしが干渉し、取り返しのつかない事になります。
入っていたカムシャフトのベース円と現状のシム厚みから、バルブの位置関係を割り出して、安全かつ馬力の出せるタイミングを探る予定です。しかし、カム加工にもう少し時間がかかりそう。
2013年2月16日(土)
WEBER48 修理
WEBER DCO48キャブレターの修理依頼がありました。加速ポンプ機構のポンプロッドの動きが悪く、燃料が出ないとの事です。調べたところポンプロッドを固定しているプレートのスリッド部にロッドが擦れていました。プレートの在庫がなかったので、とりあえず在庫品のキャブからプレートをは外し移植することに。圧入されたプレートは割れ易いので慎重な作業が必要です。
2013年2月15日(金)
L型ボーリング加工前点検
L6シリンダーボーリングを受けました。まれに、クランクキャップを他のブロックから取って付けてきている場合があるので、そのまま加工に入るのは危険です。キャップの合わせ目の段差をシリンダーゲージで測定して、キャップがそのブロックのものであることを確認します。このブロックは大丈夫でした。
2013年2月14日(木)
TE27ハイカム取り付け
業者様よりハイカムの取り付けが入庫しました。希望のカムシャフトは亀有292°11.7mmリフトでハイパワーと中間トルクを両立できます。お客様にエンジン仕様を確認したろころ亀有パーツの2000ccでビックバルブが既に組まれていました。しかし、シートカットの突出し量が純正値になっていたために、バルブどうしが大分接近していて過激なカムは組めそうもありません。292°を諦めて288°の10.8mmにプロフィール変更になりました。
シートカットをすると時は、今後使用されるカムシャフトを考慮のうえで加工依頼されるといいですね。
2013年2月12日(火)
カタログ準備
カタログの完成が近いため、商品で既にいっぱいになっている倉庫を整理して棚の新設を進めています。カタログはオールカラー106ページの予定で2万部を印刷します。
お買いもの実績のある方には、自動的にお送りしますので、もう少しお待ちください。お買いもの実績の無い方も、お申込み頂ければ無料でお送りします。
2013年2月9日(土)
GC10カム折れ修理仕上げ作業
カム折れ修理のカム交換も終わり、最後にバルブクリアランス調整です。担当は妥協を許さない瀬下メカニックが作業を行いました。
よくピボットのロックナットをスパナで締める人がいますが、絶対にやめてください。
強く締められないので高回転で緩む恐れがあります。必ずメガネで締め付けしましょう。手順としては、ロッカーアーム脱着工具でロッカーアームを外しメガネを入れロッカーアームを装着しバルブクリアランス調整、そしてロックナットをメガネで全力で締め付けます。その後、再び脱着ツールでロッカーアムを外しメガネを抜き取り、またロッカーアームを取り付けます。この作業を12回繰り返せば完了です。皆さんお試しください。
2013年2月8日(金)
エンジン加工
朝から続々到着するエンジ加工の荷物の山。
一台一台丁寧に測定して、お客様の希望に最も相応しい加工内容を決めていきます。
このL28ブロックは、シリンダーの摩耗状況をシリンダーゲージで詳細に測定し、ホーニングかオーバーサイズボーリングかの方向性を、岡野工場長が決定するところです。
2013年2月7日(木)
GC10 カム折れ修理
神奈川県からカム折れ修理の依頼がありました。
実物を見るまでは半信半疑でしたが、6番から本当に折れていました。
6番のバルブが曲がっているかと思ったら、バルブはオーバラップの状態で止まっていて奇跡的にバルブは無事です。バルブが曲がっていないという事は、1番圧縮上死点で組み付けした時に既にカムが折れていた可能性がありますね。でも、軽傷で済んでよかったです。この後ハイカムを取り付けして終了です。

2013年2月5日(火)
MDIーD 取り付け
L20ポイント車に赤外線フルトラとMDI-Dを取り付けました。
ノーマルエンジンにソレックスキャブを装着すると、圧縮比が低いためプラグがカブりやすくエンジン不調になりがちです。そんな時に赤外線フルトラとMDI-Dの効果は絶大、装着後の吹け上がりは別物です。 MDI対応のプラグコードが付いていなかったので注意事項として説明させて頂きました。 それにしても、230グロリアはカッコいいですね。
2013年2月4日(月)
2TG ジャックシャフトメタル交換
2TGジャックシャフトメタルはオイルポンプとディスビィを駆動しているシャフトのメタルです。
意外と見落としやすいですが、段付き摩耗してるエンジンがとても多いです。
これが摩耗していると親子メタルを新しくしても油圧が正常に上がらないので注意しましょう。このメタルは入れ替えした後のクリアランス調整が難しいので専門工場にお任せしてくださいね。
2013年2月2日(土)
クロスミッション組み込み
タイプMの71Cに亀有クロス組み込みです。
現在クロスギヤが欠品中で入荷待ちなので、今のうちにL型に搭載できるようにケースの加工を先に済ませておきます。タイプMは2速3速ダブルコーンシンクロタイプでシフトフィーリングが最高ですね。更にギヤ抜け防止のバックテーパー機構がありとっても安全です。
2013年2月1日(金)
L型 強化スピンドルギヤ&ウォームギヤ 完成
この強化パーツが無かったために、どれだけの人がトラブルに泣かされた事でしょう。
高粘度オイル、高油圧、高回転、高負荷に加えクランク振動までがギヤの歯面を攻撃し、あらゆる悪条件がこのパーツを破壊に追いやりました。
 計画10年を経てL型チューンの弱点が今やっと解消されました。
 
2013年1月31日(木)
610エンジン始動
いよいよエンジン始動! 点火系はレース用ディスビィに亀有MDI+クロームコイルとMDI対応プラグコードで万全です。○杉様長い間お待たせしました。明日納車しますのでお楽しみに
2013年1月29日(火)
KAWASAKI ヘッド加工
KAWASAKIヘッドのガイド入れ替えシートカット完了しました。
シートリングの摩耗で突出しがやや伸びぎみになり、シムが計算上2mmぐらいになりそうなので標準シムが使えるようにステムエンドを0.4mm短縮して対応しました。
持ち込みの純正ガイドは締め代が1/100しかなく、オイル漏れの危険性があったので社外品のオーバーサイズガイドで対応! これで完璧です。
2013年1月28日(月)
18RG鍛造ピストン
18RG鍛造ピストンに更なる軽量を加えました。ピンボス周りに鍛造型で予め設けた肉抜きにボールエンドミルによる追加工を入れて11グラムの軽量に成功しました。
耐久性を落とさずに軽量できるところに手を加えて、高性能を追求! 
だからといって価格を上げないのでご安心ください。
2013年1月27日(日)
610エンジンマウント
610ブルーバードの○杉様より強化エンジンマウント交換の依頼がありました。亀有商品に設定の無いご希望でしたが、ハコスカ用を合わせてみたら、なんとピッタリ!  やってみるものですね。ミッションマウントはケンメリ用より3mmボルトピッチが異なり付きませんでした。
2013年1月26日(日)
L20チューン
最近ちょっと流行っている?のがL20チューンです。
強化バルブスプリングと68度の純正加工カムを組みました。
街乗りを快適に走れるって素晴らしいことですよね。